
コーキングに挑戦しようとしたけど、ホームセンターの売り場に行ったら『シリコン』とか『変性シリコン』とか種類が多すぎて、どれを選べばいいか全然わからなかったよ…
たしかに!ホワイトとかクリアとか色もいっぱいあるし、道具もマスキングテープも種類が多くて大混乱!そもそも『シーリング』と『コーキング』って何が違うのー!?
目の前の隙間を埋めたいだけなのに、専門用語や種類の多さにフリーズしてしまいますよね。
適当に選んで失敗しないように、「家庭のキッチンや風呂場などの水回りに使う」ことを基準に
「材料の選び方」と「本当に役立つ神道具(私見)」を、失敗談を交えて分かりやすく解説します!
マスキングテープについては長くなるので、別記事で紹介予定です!
- 「シーリング」と「コーキング」の正解がわかります
- 我が家に必要なシリコンの種類と色の選び方
- 壁をカッターで傷つけないために!激推し「神工具」
1. 「シーリング」と「コーキング」って何が違うの?
ホームセンターの売り場やDIYの世界では「どちらも同じ意味」と思って大丈夫です!どちらも外壁の目地やサッシ周り、お風呂やキッチンなどの隙間を埋めて、防水性や気密性を高めるための材料や施工を指します。
建築のプロの世界では厳密な使い分けがあり、正式名称として「シーリング」が使われることが多く、JIS規格でも「シーリング材」という名称が採用されているようです。ちなみに本来の英語の意味は、シーリング(Sealing)は「密閉する」「封をする」、コーキング(Caulking)は「隙間を埋める」と語源は異なります。
この記事では親しみやすい「コーキング」という言葉で統一して進めますね。
2. 【図解】どれを買えば正解?コーキング材の種類と選び方
家庭用でよく使われるコーキング材は主に4種類ありますが、キッチンや水回りで使うなら「シリコン系(防カビ入り)」の一択です!


\ 今回使ったのはコレ!/
コーキング材の種類一覧表
| 種類 | 水回り(キッチン・お風呂) | 外壁・屋外 | 塗装の可否 | 特徴と注意点 |
| シリコン系 | ◎ 最適! | × 基本不可 ただしガラス周りなど使われる場合もある | × 塗装不可 | 水にめちゃくちゃ強い。必ず「防カビ入り」を選ぶこと! |
| 変性シリコン系 | × 不向き | ◎ 最適 | 〇 塗装可能 | 外壁のひび割れ用。水回りには接着力が少し物足りない。 |
| アクリル系 | × 不可 | × 不可 雨風日光に弱い | 〇 塗装可能 | 室内のクロス(壁紙)の隙間用。水に弱い。 |
| ウレタン系 | × 不可 | 〇 補修用 | 〇 塗装必須 | 弾力性がある。コンクリートのひび割れ補修に。紫外線に弱いので上から塗装が必要。 |



売り場で「変性シリコン」ってあったから、進化途中のシリコンを想像しちゃった…!
ポケモンじゃないよ笑!
変性シリコンはシリコンの進化系ではなく、『上から塗装ができる(色を塗れる)』のが最大の特徴です。お風呂やキッチンなどの水回りに使うと、シリコン系に比べて防水性や防カビ性が劣るので、カビやすくなります。ペンキで上から色が塗れるなど外回りのDIYではかなり便利なものですが、水回りには「シリコン系」がベスト!
「ホワイト」か「クリア」か?色の選び方
- ホワイト(白): キッチン天板と白い壁の隙間など、境界線をハッキリ綺麗に見せたいとき。
- クリア(透明): 下地の色をそのまま活かしたいときや、目立たせたくないとき。



「クリア」でゴミが閉じ込められたのが見えているのよ…
掃除をしっかりやればよかったのだけども…
クリア(透明)は万能に見えますが、中の構造や、取りきれなかった古いカビ・ゴミが透けて見えてしまうデメリットがあります。
初めてのDIYで、下地を完璧に綺麗にする自信がない場合は、アラが目立ちにくい壁と同色、今回は「ホワイト(白)」を選ぶのが無難でおすすめです!
チューブ(家庭用)vs カートリッジ(ガン使用)、どっち?
- チューブタイプ(100ml前後): キッチン一箇所だけ、お風呂の一部だけ、という場合は手軽なチューブで十分足りる量です。
- カートリッジタイプ(330ml): キッチンもお風呂も一気にやり直すなら、コスパ的にも最初からコーキングガンを使うカートリッジタイプがおすすめです。
3. 時間を格段にショートカット!準備すべき「神道具」
1. 【超おすすめ】バスコークカッター / 簡単シーリングはがし
コーキングを成功させるかどうかは、シリコンに到達するまで集中力を残しておくことが大事です!古いコーキング剥がしをいかに綺麗に、「楽」に剥がせるか、この神道具で実感しました!
\ これは疲れない!/
普通のカッターだと膨大な時間と体力を消耗します。キッチン周りのコーキングをはがした時、
- 上からカッターを入れて
- 下からカッターを入れて
- 古いコーキングをとる
- 残ったコーキングと格闘する


という流れになります。また、下地を傷つけないようにビクビクしながら削るので、結構大変。
専用のカッターを使えば、V字の刃が下地にフィットして、驚くほどスルッと気持ちよく剥がれます。


一気に取れます
2. コーキングヘラ(ゴム付き)
塗った後に表面をなめらかに均す(ならす)ヘラです。今回はプラスチック一色のものを使いましたが、先端にソフトなゴムやスポンジがついているタイプを選ぶと、多少手元がブレても綺麗に仕上がります!
3. コーキングガン(手動式・液だれ防止機能付き)
カートリッジタイプを使う場合の必須相棒。数百円のスチール製を使いましたが、数円〜数百円の差であれば「液だれ防止機能付き」もおすすめ。手を離したときにブニュッと余分に出てくるストレスから解放されます!



押してないのにどんどん出てくるっ〜!!
\ イライラ液ダレ防止機能付き!/



結局色々種類言われても、よくわからない…
そんな方は初心者セット。楽に道具がそろいます
4. コーキングガンの使い方



一番安いタイプのガンで説明します!
ホームセンターで買うと説明書ついてないことが多いんですよね〜
ちょっと汚れてるけど気にしないで⭐︎


シリコンをセットする
- ガンのお尻側にあるストッパー(レバー)を後ろに引っぱります。
- ノズルの先端を、隙間の太さに合わせて斜め45度にカッターでカットします。ボトルの中のアルミ膜(ノズルを付ける前の中フタ)を突いて破っておき、ノズルを元に戻します
- ガンの中にスペースができるので、ノズルをカットしたシリコンボトル(カートリッジ)はめ込みます






シリコンを固定する
- 引っぱったストッパーをカチッと戻し、シリコンのお尻にある円盤に押し当てて固定します。
- あとはハンドルを握れば、先端からシリコンが出てきます。




まとめ
コーキングは「道具選び」と「準備」が成功の最大の秘訣です。お気に入りの相棒(工具)を見つけて、家の隙間をピカピカにリフレッシュしちゃいましょう!
- キッチンのコーキングを実際にやってみた実践編はこちら:


- 次回予告(お風呂編):
- 今回紹介した『バスコークカッター』が本領を発揮する、お風呂(浴槽)のコーキング打ち替え記事も近日公開予定です!キッチンより広範囲なのにバスコークカッターで楽ちんにコーキング。午前中の作業完了した記録です。
Q&A
Pick UP Q&A
Q1:賃貸物件のキッチンやお風呂でも、自分で打ち替えて大丈夫ですか?
Q2:コーキング剤って量が多くないですか?少量だけ使う方法や、余った場合の保存方法は?
Q3:マスキングテープは家にある普通のセロハンテープや養生テープで代用できますか?



