洗濯用カビ取り剤で洗濯機を洗っても黒いワカメのようなゴミ、カビが出てきて絶望したことありませんか?

洗濯機が臭うのも、これが原因かも??
縦型洗濯機を全て分解することは無理でも、底にある「パルセーター」は対策できるかも?と思い、
分解清掃にチャレンジしてみました。
失敗しそうになった、いや、失敗だったところも含め、
実際にやってみた分解清掃の手順を写真付きで解説していきます!
- 洗濯槽クリーナーを使っても「黒いゴミが気になる」というときに、
パルセーター裏がどうなっているか、確認する方法がわかる - 今回実際に使った道具とパルセーターを外した手順がわかる
- 「ネジが固くて回らない!」「羽根が抜けない!」といった分解時の注意点がわかる
- 分解したからこそ確認できた、パルセーター裏側の汚れを掃除する方法がわかる
作業時間の目安:60分〜
作業にかかるコストの目安:0円〜(パルセーターを引っ掛けて持ち上げる用のフック代は別)
作業前の注意
この記事は、実際に行った作業をもとに紹介しています。取扱説明書にはパルセーターの取り外し手順自体が掲載されておらず、ユーザーが触る想定の部品(お手入れ箇所)にも含まれていない仕様となっています。
そのため、取り外し作業や、それに伴う故障などが
メーカー保証の対象外となる可能性があります。
この記事を参考に作業される場合は、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
感電・水漏れに注意!
必ず作業前に電源プラグを抜き、給水の蛇口を閉めてください。
濡れた手で電源プラグや電気部品に触れないようにしましょう。
古い部品やパーツは無理に引っ張らない!
古くなったプラスチック部品やパーツは、劣化して割れたり破損したりすることがあります。
固くて外れない場合は、力任せに引っ張らず、作業を中止してメーカーや専門業者に相談しましょう。
小さな部品の紛失・取り付け忘れに注意!
パルセーターを固定しているネジやワッシャーなど、小さな部品は紛失しやすいため、
外した順番が分かるように保管しましょう。
取り付け時は、部品の向きや位置を確認してください。
作業方法が分からない場合や、部品の破損、異常を感じた場合は、無理に作業を進めず中断し、メーカーや専門業者に相談しましょう!
\ 分解が怖い人はこちら!/
ゆる文庫 〜プロローグ〜
「はぅ〜」
朝から相方の情けない声。洗濯機が置いてある脱衣所から聞こえてきました。
「どうした?」とのぞくと、相方はさがり眉毛がさらに下がった顔。
「洗濯物に、まだゴミがついてる〜。昨日あんなにつけ置きしたのにぃ」
市販の洗濯機用カビ取り洗剤でしっかりつけ置きしたはずなのに、
それでも汚れが出てくる。
——これは、中に原因があるはず。
そう思って、洗濯機の底を外し、分解清掃してみることにしました。
なぜ、市販の洗濯槽クリーナーを使っても黒いゴミが残ったのか?
我が家では、洗濯槽クリーナーを使っても黒いゴミが出続けました。
そこで「もしかすると、洗濯槽以外にも汚れが残っているのでは?」と思い、
パルセーターを外してみることにしました。
洗濯機の底には、モーターの回転を水流に変える『羽根(パルセーター)』があります。
この裏側を見てみると凸凹していて、汚れ・洗剤カス・カビが溜まりやすい構造になっていました。
そのため、
- 汚れがひどい場合、洗剤の洗浄力が追いつかない?
- 洗剤が物理的に届かない?
- 水流が奥まで届かず、汚れが流れないのかも?
といった条件が重なって、汚れが残ってしまったのかと考えました。



汚れがたまり過ぎる前に、
しっかり洗濯槽クリーナーで洗うことが大事かもね!(泣)
使用した道具
- プラスドライバー :ネジと合致したものを使用
- ネジ入れトレイ
- ゴム手袋
- 洗剤
- 歯ブラシ
- パルセーターを引っ掛けて持ち上げる道具
:パルセーターの水抜き穴の形状、穴の大きさに合うもの。できれば専用道具がおすすめ。
(家にあるS字フック・ネジフックでも可能)



パルセーターを引っ掛けて持ち上げるS字フックなどがなかったので、洗濯バサミのリングで代用しましたが、 失敗でした。
\ 穴径が合えば使える可能性があります。/
洗濯乾燥機付き縦型洗濯機
メーカー:Panasonic
型番: NA-FR80H9
分解手順
パルセーターの真ん中のネジを外す
パルセーターをしっかり押さえ、プラスドライバーで反時計回りに回しました。
どうやら今回のここのネジは、3号サイズのドライバーがピッタリのようでした。
家庭にあるドライバーは2号サイズのことが多いので、注意が必要です。



ネジ山を潰す原因になりますので、ネジ穴のサイズとドライバーのサイズが合うか確認してくださいね!


決して無理しないでくださいね!



すごく固い!
初めて回す時は固着しているかも?
難しい場合は決して無理せず、業者に依頼しましょう、壊してはいけません!
外したネジと部品はトレイに保管
今回の洗濯機では、
- ネジ
- ゴムパッキン
- ワッシャー
が取り外されました。
無くさないようにトレイへ入れておきましょう。
ネジとゴムパッキンはセットなので、近くに置いておくと、組み立ての時に迷わないです。


パルセーターを外したあと、底にワッシャーが残っていることに気づかず、
紛失するところでした!
パルセーターのネジの先側、
パルセーターの裏側にどんな部品があるか、気をつけながら分解する必要があります。





もしこのまま組み立てたら、故障していたかも…
異音や故障の原因になるので、ネジ周辺の部品構成を必ず確認しましょう!
パルセーターを引き上げる



でっぱってる部分を引き上げても、ツルッとして取れないよ〜
今回のパルセーターは山の部分には引っかかりがなく、手でつかんでもすべって取れません。
そこで、水抜き穴(1mmの穴)にフック(のようなもの)を引っかけ、真上に引き上げました。
ポイントは、少しガタガタさせながら、均等に力をかけて真上に取り外しました。
中央部分が少し固着気味でしたので、引き上げが難しかったです。
もし、無理に力をかけると固着している部分から破損する可能性があるので、
決して無理しないでくださいね!
水抜き穴に通せるフックが手元になく、思いついたのが洗濯バサミのリング。




穴にはすんなり入り、パルセーターを持ち上げることができましたが、裏側に線状の傷ができてしまいました。
工具は穴の大きさや形状に合うものを使う必要があります。
今回のように代用品で傷をつける可能性もあるため、適合する工具がない場合は無理に作業しないほうが安心です。
\ 例えばこんな工具があります/
パルセーターを洗う
パルセーターを裏返してみると…
洗濯機をのぞき込んだ表からは想像できないほど、凹凸が多い構造。


BEFORE



凸凹に汚れがたまってる!!
隙間の汚れやカビは掃除用の洗剤で歯ブラシを使ってこすりましたが、
なかなか落としきれませんでした。
そこでカビ取り用洗剤をかけてしばらく放置。
水を流したら、キレイさっぱりになりました!



カビ取り洗剤をかけてから、歯ブラシでこすると飛び散って危険!
あらかじめ細かいところまでこすってから、
つけ置きするイメージで使ってくださいね。


カビ取り中


AFTER



カビ取り用洗剤は他の洗剤と混ぜないように注意しましょう!
使用するときは、換気して、洗剤の容器の注意事項をよく読んでください。
\今回使用したカビ取り用洗剤はコレ/
リンク
洗濯機本体の底部分を洗う
我が家では、本体も気になったので掃除しました。
今回はカビ取り剤を使用し、水流しをして脱水をしました。
皆さんは、洗濯機の取扱説明書で使用可能な洗剤や、すすぐ方法を確認して実施してくださいね。


BEFORE


AFTER
元の通りに組み立てる
今回はネジの頭の切れ込み部分にパッキンがはまる仕様でしたので、写真のようにセットしました。


今回は写真のネジ、パルセーター、パッキン、ワッシャーの順番で組み立て、本体へセット。
ネジを斜めに締め込まないように注意して組み戻しました。



ワッシャーやゴムパッキンの入れ忘れ・向き違いがないか必ず確認!
試運転
一度運転してみて、異音がないか確認してくださいね。



カビの臭いや黒い汚れもなくなって、スッキリ!
もし、異常があった場合は使用を中止し、専門業社に相談することをおすすめします。
まとめ
今回は、パルセーターを分解清掃したことで、我が家で気になっていた黒いゴミとカビの臭いが解消しました!
作業のポイント
- サイズが適合しているドライバーを使用
- パルセーターを持ち上げるフックを準備
- カビはカビ取り用洗剤で撃退(使用方法は要注意)
- パーツの紛失に注意
長年使っている洗濯機だと、部品が固着して難しい場合は決して無理しないでほしいですが、
もし黒いワカメのようなゴミが気になる場合、この記事を参考にしてもらえるとうれしいです。
\ お風呂の掃除でもゴミの残りが気になる方へ /


ゆる文庫 〜エピローグ〜
翌日、脱衣所から聞こえた相方のご機嫌な声。
洗濯機の終了ブザー音とともに
「わぁ、全然ついてない!ふふふ〜ん、大掃除もよろしくね〜♪」
‥大掃除、え!?
Q&A
Pick UP Q&A
Q1:パルセータが外れない場合はどうすればいいですか?
Q2:洗濯槽クリーナーでは汚れは落ちませんか?
Q3:もしかしたら壊してしまったかも?


