石油ファンヒーターの片付けで失敗しない!灯油の抜き方とクリーニングモードの「落とし穴」体験記

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冬の間、私たちの家を温めてくれた石油ファンヒーター。

暖かくなってくると「そのまま押し入れへ…」としまいたくなりますが、ちょっと待ってください!

実は、「しまい込みメンテナンス」をサボると、

翌シーズンの使い始めに「火がつかない」「嫌なニオイがする」といったトラブルの原因になります。

最悪の場合、修理代で数万円飛んでしまうことも…。

今回は、私が実際にやってしまった「灯油ぶちまけ事件」や「終わらないクリーニングモード」の

失敗談を交えつつ、

来シーズンも快調に使うためのメンテナンス術を詳しく解説します。

この記事を読むと、こんな悩みが解決します!
  • 石油ファンヒーターを片付ける前に、最低限どこを掃除すればいいか分かる
  • 「クリーニングモード」の正しい使い方と、過信してはいけない理由が理解できる
  • 残った灯油の正しい処理方法(と、ぶちまけないコツ)が学べる
  • 来シーズンの使い始めに発生しがちな「点火エラー」や「異臭」を未然に防げる
作業前の注意

作業前に必ず確認してください

  • 本体が冷めてから: 必ず消火して、しばらく待ってから作業を開始しましょう。
  • 火気厳禁: 灯油を扱うため、近くに火の気がないことを確認しましょう。
  • 換気をしっかりと: クリーニングモード(空焚き)中は、一時的に灯油のニオイが強くなることがあります。窓を開けて(もしくは屋外で)作業してください。

本記事で紹介する分解方法はメーカー公式が推奨する清掃方法ではありません。

作業は自己責任でお願いします。

ゆる文庫 〜プロローグ〜

相方がファンヒーターの前に座っている。

「特等席はいかがかな?」後ろから声をかけると

「ファンヒーターって片付けどうやるの?なんかボタン押すんだっけ?」

何かボタンを押そうとしている。

おいおいおいっ、まずは灯油を抜くんだよっ!

目次

使用した道具:失敗から学んだ「防衛セット」

私が床を灯油臭くした経験から学んだ、「これだけは絶対に用意してほしい」道具たちです。

  • 灯油抜きスポイト : 100均のものでOKです
  • 受け皿(重要!) : スポイトやフィルタ〜から垂れる灯油をキャッチ。
  • 新聞紙 : 床を広範囲にガードするために、最低でも3〜4枚は用意。
  • 古布(ウエス) : 最後に油分を拭き取るために、いらなくなったTシャツなどをカットしておきましょう。
  • 手袋 :灯油が手につかないように使用
  • ゴミ袋 :丸めた新聞紙をゴミ袋に入れ、少量の灯油を吸わせます
失敗ポイント

受け皿に食品トレーを使っても良い?

NGです

灯油は発泡スチロール(ポリスチレン)を溶かしてしまう性質があります。

今回は知らずに使っていましたが、古布を敷いていたのでセーフ。

もし灯油に触れたらドロドロと溶けて後始末も大変そう。

 受け皿には耐油性のあるプラスチック容器や古くなったタッパー、

金属トレーを使うようにしてくださいね!

しまい込みメンテナンス手順

今回の製品

メーカー:アラジン

製品番号:GFH−322

STEP

床の養生

新聞紙を二重に敷き、その上に本体を置きます。

灯油を入れるポリタンクも準備!

STEP

タンクを抜く

 カートリッジタンクを取り出し、タンク内の灯油をポリタンクへ戻します。

ポリタンクへ移すときもぶちまけ注意!
灯油を入れるときに使うポンプが入れば良いですが、
ない場合はポリタンクに漏斗を設置し、流し込みました

STEP

【注意】固定タンクの灯油抜き

タンクの中の灯油だけでなく、

本体底の「固定タンク(受皿)」に残った灯油を抜くのが最大のポイントです。

フィルター(油フィルター)を外し、底に見える灯油をスポイトで吸い取ります。

失敗ポイント

【灯油ぶちまけ事件】

スポイトで吸い取った後、そのままゴミ袋へ移動させようとして、

「ポタポタッ」と床に灯油を落としてしまいました。

 少量でも灯油のニオイは強烈で、数日間取れませんでした…。

 吸い取ったらすぐに「受け皿」をスポイトの先に添えて移動させましょう。

これだけで悲劇は防げます!

STEP

固定タンク内の処理

スポイトで吸いきれなくなったら、古布を突っ込んで吸わせると、隅々まで綺麗になります。

灯油まみれになっちゃう!

手袋は絶対必要!受け皿で受けて灯油をこぼさないように

STEP

オイルフィルターと受けの掃除

【重要】オイルフィルターは水洗いしないでください!

オイルフィルターやフィルター受けについたゴミを古布で取り除きます。

つまめない小さいゴミは受け皿に少量灯油を入れ、その灯油ですすぎます。

今回、中央のフィルターは紛失して写真には写っていません。

古布でよく灯油を拭き取っておきます

ゴミ取りにつまようじを使ってもいいかも

STEP

クリーニングモード(空焚き)

固定タンクの灯油を抜いたら、内部の回路に残ったわずかな灯油を使い切るために

「クリーニングモード」や「空焚き」を行います。

最初かなり臭いが出るので、換気できる場所で行ってください。

説明書に従い、クリーニングボタンを押します。

「クリーニング長押し」→「運転」表示「Cー」

表示が「C8」からカウントダウンしていき、「C0」になり、停止するまで待ちます。

失敗ポイント

【終わらないタイムロス;;】

「すぐ終わるだろう」と思って外出の15分前にボタンを押したのですが、

これが予想以上に長かった! 

結局2時間以上かかり、約束の時間に遅れそうになって焦りまくりました。

 クリーニングには2時間程度の余裕を見ておきましょう(機種による)。

洗濯物を干している間や、ゆっくり読書をしている時に行うのがベストです。

STEP

外観・ファンカバーの清掃

最後は、溜まった「埃」との決戦です!

  • 裏側のファンカバー:掃除機で埃を吸い取ります。
  • 全体の拭き掃除: 固く絞った布で、全体の汚れを拭き取ります。
  • 前側の吹き出し口: 埃が溜まりやすいので、掃除機やブラシで優しく取り除きましょう。

掃除機で取りきれない埃がある!、そんな方は↓

STEP

箱に片付け

メンテナンスを終えたら、本体が冷めるまで待ちましょう。

その後、元の箱に入れるか、大きなビニール袋を被せて湿気の少ない場所に保管しましょう。

まとめ:失敗から学んだ「心の余裕」の大切さ

お疲れ様でした〜

私の失敗から言えることは、「道具の準備」と「時間の確保」さえあれば、

しまい込みメンテは全く難しくないということです。

「あの時しっかりやっておいて良かった!」と、来シーズンの自分に感謝されるはずですよ。

ぜひ、晴れた休日に「心の余裕」を持って挑戦してみてくださいね。

ゆる文庫  〜エピローグ〜

「ありがと〜」

ぽかぽかとした日差しにの中、クリニーング中に相方が入れてくれたコーヒーで一息。

「ヒーター片付けちゃうけどもう寒くならないよね?」

‥その時は俺がいるさ、

そう言いかけて、耳まで赤くなってしまった。

Q&A

残った灯油を来シーズンまで持ち越してもいい?

絶対にお勧めしません! 

灯油は時間が経つと「変質(酸化)」します。

変質した灯油を使うと、芯の固着や点火不良の原因になり、

高額な修理代(1万円〜2万円以上)がかかることがあります。

ポリタンクの灯油は、少量なら新聞紙などに吸わせて可燃ごみ(自治体による)にするか、

ガソリンスタンド等で早めに処分してもらいましょう。

クリーニングモードがない機種はどうすればいい?

タンクを抜いた状態で、自然に火が消えるまで運転を続ける「空焚き」を行えばOKです。

ただし、ニオイが出るので必ず窓を全開にしましょう!

灯油抜きスポイトはどんなものがいい?

一般的な赤いポンプ式ではなく、先が細くなっている小型スポイトの方が、

ファンヒーターの狭い固定タンクには使いやすいです。

目次